- 神成淳司 (2017) 『ITと熟練農家の技で稼ぐAI農業』日経BP社
- 三輪泰史・井熊均・木通秀樹 (2017) 『IoTが拓く次世代農業アグリカルチャー4.0の時代』 日刊工業新聞社
- 平栗裕規・分部陽介・波並雅広・加茂未亜編 (2016) 『スマート農業バイブル:『見える化』で切り拓く経営&育成改革』
発表内容について、自分は、以上の3冊を読んで、以下の点に関心を持ったので、その内容を重点的に発表を行った。
また、先輩方の発表内容として、以下のような研究内容とアドバイスがあげられた。
<音源分離についての研究>
- 農林水産省が、ロボット技術やICTを活用して超省力・高品質生産を実現する新たな農業(スマート農業)を実現するため、ロボット技術利用で先行する企業やIT企業等の協力を得て平成25年11月に「スマート農業の実現に向けた研究会」を立ち上げ、推進方策等について検討を行っていること。
- 株式会社セクラが研究している農業向け環境モニタリング装置の中で、商品開発が実際に行われている温室内環境遠隔モニタリングシステム「みどりクラウド」について
- 農業分野でディプラーンイングを初めて導入した事例である、ITベンチャー企業であるOPTiMが開発した農業用ドローンについて
- スマート農業のプロジェクトの一環として、GPΣ車両ナビゲーションシステムの導入により、コントローラーに表示された走行ラインに合わせて、農業機械を動かす研究
- 雑草を見つけて自動で刈り取る、ロボット掃除機「ルンバ」の開発者が現在プロジェクトを進めているガーデニングロボット「Tertill」について
- 秋田県立大学の研究チームが進める「ブラシローラー型水田除草ロボット」について
- 佐賀大学とITベンチャー企業であるOPTiM、農林水産省が協力してケンキュに取り組んでいるウェアラブル端末を用いたスマート農業についての研究内容
- 農業IoTの問題として、1つは電力の供給問題があげられるが、データの収集くらいであれば太陽光発電で補える。
- 発表内容から、スマート農業の事業は、システム管理による問題解決とウェアラブル端末やロボットを用いた問題解決があげられるが、卒業論文のテーマを決めるにあたって、システム管理の分野について考えたほうが研究しやすい。
- ドローンを用いての野外での農作業は、風などの気象に影響を受けやすいので、ドローンを監視などに使うほうが望ましい。
- 農業における問題は、技術の継承ではなく、どちらかというと重労働では?
- 農作物について、ブランドものに手をつけて研究を行ってみると面白いのでは?
また、先輩方の発表内容として、以下のような研究内容とアドバイスがあげられた。
<音源分離についての研究>
- 音楽分野に遺伝的アルゴリズムを導入する研究
- 脳波の研究により、心地よい音楽を生成する研究
- 人の感情を声により認識する研究
- モーションキャプチャについて
- ディープラーニングの実装方法
- VR、AR技術における人間の5感の再現
- 次のシーンを予測することによる動画の圧縮技術
- 流行を見つける技術
- 芸術やデザインにおけるIT分野との結びつけ