2017年4月17日月曜日

卒業論文のテーマについて

卒業論文を進めていく上でまず1番最初に行わなければならないこと。
それは、卒業論文におけるテーマを決めることだと僕は考えています。

このことについて、本日の研究会では、自らが解決したい問題を具体的に挙げ、各個人の意見について、研究室の先輩方と先生で議論を行った。
私は、自然環境問題や生活環境問題、食料や農業問題等の人間を含めた生態系全体を通して、幅広い環境問題について人工知能(AI)の分野からアプローチし、解決に取り組みたいと発表した。このことについて、私は、北九州は環境未来都市に選定されていることもあり、地元北九州の技術を駆使すれば、解決できるのではないかと考えた。
しかし、先輩方の意見の中には、動物の個体識別や格闘技の動作の解析、自動運転技術の改善、子供の教育改善、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)のさらなる社会への応用等の様々な意見が、本日の研究会では飛び交い、「他にもこのような考え方もできるのか」と思い、とても勉強になった。
中でも、自分が興味を持った意見の1つは、目先の2020年に開かれる東京オリンピックに目を向けて、東京オリンピックで問題となるであろう避難経路の問題や救急車の緊急時における移動時間最短経路を求めることである。このことについて、私の意見は、スケールを大きく考え過ぎてしまい、卒業論文で行うことのできる領域を超えていたので、まずは、身の回りの出来事やテレビや新聞の情報について興味をもち、自ら解決したい問題を絞っていき、卒業論文におけるテーマを決めていきたいと思う。


また、先生や先輩方からのアドバイスとして、「農業」分野について、現在人工知能やIoTを駆使し、様々な問題に取り組んでいて、「農業」問題についてを卒業論文のテーマにすることは、将来的にも期待できるのではないかと言われたので、農業分野について、もっと掘り下げて調べて行こうと思う。
さらに、先生から、以下のような、最近流行りの人工知能(AI)やIoTを用いたスマート農業について書かれた本を3冊お借りしたので、その本を読み、農業についての知識を深めて行こうと思う。
  • 神成淳司 (2017) 『ITと熟練農家の技で稼ぐAI農業』日経BP社
  • 三輪泰史・井熊均・木通秀樹 (2017) 『IoTが拓く次世代農業アグリカルチャー4.0の時代』 日刊工業新聞社
  • 平栗裕規・分部陽介・波並雅広・加茂未亜編 (2016) 『スマート農業バイブル:『見える化』で切り拓く経営&育成改革』

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...