2017年6月16日金曜日

IoT水耕栽培機「foop」を用いて実験開始(1〜2日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験1〜2日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。


2017/6/16(金)
1日目 2日目
foop外気温 25.8℃ 26℃ 26.6℃
foop外湿度 51.6%rH 61.2%rH 59.3%rH
foop内気温 25.7℃ 26.1℃ 26.6℃
foop内湿度 51.8%rH 61.1%rH 59.4%rH
CO2濃度 422ppm 336ppm 468ppm
構外照明 270lux 741lux 797lux
水位 High High High
ポンプ Off Off Off
LED出力 0% 0% 0%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・本日も、LEDは点灯しなかった。このことについて、IoT水耕栽培機「foop」内の野菜が発芽していないためだと考えられる。

・foop外気温が夜が一番高い。このことについて、研究室の空調をONとしており、気温調整していたためだと考えられる。

・ポンプがまだ作動していない。このことについて、観測時間以外にポンプが作動しているかもしれないが、IoT水耕栽培機「foop」内の水は入れたばかりであり、水の中の空気の循環を行う必要がないためだと考えられる。

・CO2濃度が昼から夕方にかけて増加しているのは、徐々に、以下の図4のように発芽しているところが出てきたためだと考えられる。

図4. IoT水耕栽培機「foop」で育てた植物の発芽

(一言コメント)
・徐々に植物が育って来ることに、ワクワク感が止まりません!!この研究をできて本当によかったと思うので、しっかりと卒業研究と結びつけていこうと思う!!

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ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...