2017年7月24日月曜日

IoT水耕栽培機「foop」を用いての実験成果(初期実験終了)

本日の研究会では、前回、先生や先輩方から以下のようなアドバイスをいただいたので、その内容をもとに、IoT水耕栽培機「foop」を用いての初期実験が終了したので、初期実験の実験結果について考察を行い、実際に研究室の先輩方を含めて試食を行ったので、それらの結果の発表を行った。
  • 光についての研究をするのか、それともIoTについての研究をするのかを絞るか優先順位を決めた方が良いのではないか
  • 白色LEDがIoT水耕栽培機「foop」に設置されているが、もともと設置されているLEDだけでは足りず、いくつか自分で設置してみれば良いのでは
  • 白色LEDなどの可視光領域の光を使わず、赤外線や紫外線を用いた農業をすることによって、公害を抑制できるのではないか
  • LEDを用いて回路を作る際に、独自のより良い回路を製作してみてはどうか
  • IoT水耕栽培機をベースに、色々改造してみた方が良いのでは(→新しくIoT水耕栽培機「foop」よりも良い水耕栽培機を作るよりは改造した方が良いということである)
このことについて、自分の卒業論文のタイトルは、「光を用いたデザイン農業」なので、光と植物の関係性について考察を行い、IoTはあくまでもツールとして用いることにした方が良いのではないかと考えた。しかし、自分が所属しているのは情報メディア工学科なので、IoTについては中途半端な知識を身につけず、より良いIoTを用いたセンサー等の道具を製作していこうと思う

また、LEDの装着について、株式会社 Living Farmが行った実験内容以外にも、教授や企業が実験を行っているはずなので、それらの知識を身につけて、情報をまとめたのちに、より良いLEDの種類や個数を導き出し、IoT水耕栽培機「foop」に取り付けようと思う。それから、回路の製作に進めば、実験も順調に進むのではないかと考えることができる。

さらに、IoT水耕栽培機「foop」内には、気温や湿度などを計測するセンサーが取り付けているので、それらの位置や取り付け方法、回路図などを調べて見ようと思う。

初期実験の考察としては、市販で売られているベビーリーフと自ら育てたベビーリーフを食べ比べて、先生や先輩方から意見をもらった。その中で、特に多かった意見として、自分が育てたベビーリーフは辛いという意見が挙げられます。このことについて、ベビーリーフは、もともと少し辛みがある野菜で知られているらしいのですが、乾燥状態や成長しすぎると、辛さが増してしまうということが植物図鑑やインターネットなどの参考文献で記述されていた。ですので、IoT水耕栽培機「foop」のアプリケーションは、単に日数だけをカウントして指定の日数が経過すると、収穫時期になったという通知がくるのではないかということがわかった。
したがって、最終的には、現在勉強している機械学習と結びつけて、植物の育成状況や環境より、食べごろを検出できるようになればよりよくなるのではないかと考えたので、機械学習についての知識を復習し直し、プログラムで記述することができるようになろうと思った。

これらのことより、先生や先輩方から以下のようなアドバイスをもらった。
  • 乾燥状態が続くことによっておこる辛さを除去するために、加湿器を設置すれば良いのではないか
  • 今回の初期実験では、指定した時間における気温や湿度、CO2濃度などのデータした取得できなかったため、データが離散的になってしまっているので、自らセンサーを取り付けることによって、データを連続的にすれば良いのでは
  • センサーの数を増やすことによって、取得できるデータ数が増えるので、必要物資を買うべきである
したがって、次回の研究までに、上記で示したことについて、もう一度参考書や他の研究者が書いた論文を調べて、知識を身に付けようと思う。

また、本日の研究会での先輩方の発表や意見・アドバイスとして、以下のようなことがあげられたので、それも参考にし、卒業論文における研究を進めて行こうと思う。
<音源分離についての研究>
  • NMF(非負値行列因子分解)とは、非負値行列を2つの非負値行列に分解することである
  • NMF(非負値行列因子分解)の基本性質として、低ランク近似を行っており、基底数は観測ベクトルの個数より小さく設定しなければならない
  • NMF(非負値行列因子分解)の基本性質として、共起成分のグルーピング効果が重要となる
  • NMF(非負値行列因子分解)の中でも、Iダイバージェンス規準複素NMFや板倉斎藤擬距離NMF、βダイバージェンス規準NMFなどが存在する
  • Matlabでnnmf()を用いるのであれば、行列内の成分を非負値にしなければならない
<強化学習についての研究>
  • 人口知能について、進化計算というものが使われているが、規準(何が一番重要か)ということを決めないと1番良いものを選べない
  • 進化計算について、自ら判断して適応的に振舞うことが重要である
  • 従来のロボットと最近のロボットの違いとして、動きが観測値で決まっているか適応的に動きが生成されているかの違いがあり、例として、従来のロボットは、産業用ロボットが挙げられ、最近のロボットは、ヒューマノイドロボットが挙げられる
  • 進化計算について、染色体をプログラムでイメージすることができる(→突然変異などを含めてより良い染色体を選択することができる)
<犬の個体識別についての研究>
  • FAISに置いてあるコンピュータを用いてDeepLearningを行うと、高性能でかつ早く行うことができる(→性能が良い PCが置いてあるため)
  • CainerとCaffeeの違いについて、それぞれを使うことによってのメリットとデメリットが存在する(→学習されたデータを使うこともできるが学習せずにできるものも存在する)
  • Deeplearningの研究において、識別後に誰もしていないことを行うことが重要であり、学習させるためのデータを作ることや値段が安いものであってもクオリティーが高いものを作こと、良い精度が見込めるものを作ることが重要である
  • Deeplearningの研究において、良い精度を出すには、層をどれだけ厚くするかやデータをどれだけ多く持っているか、高性能なPCを持っているかが重要となってくる
  • Deeplearningの研究において、画像を回転させることやノイズを載せること画像を加工することによって、データを増やすことは、良い性能を出力させることにつながる(→仮想的に画像を増やすということ)
<Brainstormingの電子化についての研究>
  • 画像内から、付箋を抽出することについて、光の影響を多く受けてしまうので、細かい部分を見ていけば良いのではないか
  • Conter Detectionを用いて、光の度合いを調節しつつ画像内部の付箋を抽出すれば良いのではないか
  • 画像内部の付箋を抽出することにおいて、色を判断した後に、Contour Diectionを用いるとより良い付箋の抽出になるのではないか
  • 付箋内部の文字識別について、表示するだけだったら良いが、自動的にクラスごとに分別することができれば良いのでは
  • 画像内部の付箋の色によっての識別は簡単だが、Work2EggやWord2Vectorを用いての単語ごとの意味をまとめることは難しい
  • ブレインストーミングが意外な組み合わせから、より良いアイデアを浮かばせるので、常識的に分けても意味ないのでは
  • 付箋を使ってブレインストーミングをするメリットや意味を考える

2017年7月17日月曜日

北九州市立大学オープンキャンパス日記(07/16〜0717)

2017/07/16(日)から2017/07/17(月)に開催された北九州市立大学のオープンキャンパスに自分も永原研究室を紹介するスタッフとして参加したので、そのことについて今回のブログでは紹介したいと思います。

まず、自分の研究であるIoT水耕栽培機「foop」を用いての研究を永原研究室のブースで紹介して良いという許可がおりたので、以下に示すスライドを用いて、高校生や教授の前で発表を行なった。


Slide of open campus in university of kitakyushu(2017) from Riku Nagano

このことについて、IoT水耕栽培機「foop」を用いての研究は、2017/07/15(土)に終了しており、なんとか完成したので、急ピッチでスライドを完成させ、紹介の流れを考えました...(汗)!!

現在は、先生や研究室の先輩に食べてもらい、様々な意見をもらって改善点を見つけているところですが、あまり完成度はよくなかったにもかかわらず、何人かの先輩からは、すごい高評価をいただいたので、とても嬉しかったです!!
しかし、低評価の方が多かったので、第2回の実験からは、大半の人から高評価がいただけるように、研究に励んで行きたいと思います。

また、永原研究室のブースでは、以下の図1で示すようなNAOと呼ばれるヒューマノイドロボットを用いてのデモンストレーションやドローンの操作体験、プログラムによるドローンの自動制御体験を行いました。

図1. ヒューマノイドロボットNAO

このことについて、高校生や来賓の方々は、NAOやドローンの方に釘付けであり、研究室の先輩方は、わかりやすく丁寧に北九州市立大学国際環境工学部情報メディア工学科の紹介を行なっていたので、研究室の先輩方からは、学ぶことが多く、とても参考になる先輩方だと思いました。

なので、これからも、自分は永原研究室の一員として活動を行なっていくと思うので、先輩方の良いところを学んで行き、より良い人間になっていこうと思いました。

2017年7月15日土曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(30日目-最終日)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験30日目-最終日

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図1. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。


2017/7/15(土)
30日目
foop外気温 29.1℃ 25.9℃ 26℃
foop外湿度 69.5%rH 62.3%rH 61.9%rH
foop内気温 29.5℃ 26.4℃ 26.7℃
foop内湿度 67.7%rH 60.4%rH 59.3%rH
CO2濃度 485ppm 484ppm 523ppm
構外照明 335lux 725lux 540lux
水位 High High High
ポンプ Off Off Off
LED出力 70% 70% 70%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4から図6を見てわかるようにのように、食べごろのメッセージがスマートフォンのアプリケーションに届いてからも、植物は少しずつではありますが成長し続けていることがわかります。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

このことについて、植物は生きているので、成長することは当たり前だが、ベビーリーフを成長しすぎると、辛くなってしまうので、成長をある程度抑制しなければならないと考えられる。したがって、光を弱めるだけでなく、成長を抑制する光の波長についての研究を付属することにより、鮮度を保ちながら食べる日にちを調節できるのではないかと考えることができる。
したがって、現在のところ、以下のように仮定を行うことができる。
  • 緑の光の波長について、植物は反射させることによって、人間は緑色と知覚することができるので、成長がある程度進んだら、緑色の光の波長に切り替えて、成長を抑制することができるのではないかと考えることができる
このことについて、研究会で、先生や先輩方と討論を行って、意見をもらおうと思います。

(一言コメント)
とうとうIoT水耕栽培機「foop」を用いての初期実験が終了し、なんとかベビーリーフが完成しました!!
明日(2017/07/16)と明後日(2017/07/17)は、オープンキャンパスなので、しっかりと研究成果がは票できるように、努力しようと思います!!


また、北九州市立大学国際環境工学部情報メディア工学科永原研究室は、NAOと呼ばれるロボットやドローンを用いての実験成果や、プログラムのデモンストレーションを行うので、どうぞ宜しくお願い致します!!

2017年7月14日金曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(29〜30日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験29〜30日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。



2017/7/14(金)
29日目 30日目
foop外気温 28.7℃ 26.3℃ 26.4℃
foop外湿度 72.8%rH 65.7%rH 69.6%rH
foop内気温 29.1℃ 26.8℃ 26.9℃
foop内湿度 70.4%rH 63.5%rH 67.2%rH
CO2濃度 499ppm 546ppm 533ppm
構外照明 232lux 789lux 391lux
水位 High High High
ポンプ Off Off Off
LED出力 100% 100% 70%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4から図6をみてわかるように、②,③,④,⑥,⑦,⑨の場所で育っている植物は葉より茎の方が育っていることがわかる。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

このことについて、様々な光と植物についての参考資料や論文を参照することにより、青色の光の波長は、植物の茎を成長させる作用があり、赤色の光の波長は、植物の葉を成長させる作用があることがわかった。したがって、次回の実験では、赤色の波長を出力するLEDを多めに含んだ光源を作成し、IoT水耕栽培機「foop」に取り付けて実験を行っていこうと思う。
また、なぜ青い光の波長と赤い光の波長がそれぞれ植物の茎と葉を成長させるかを植物の構造や葉緑体の性質を含めて考察していこうと思う。

・上記で示した計測データから30日になるとLEDの光量が100%から70%となっているので、育ちすぎを防止しているのではないかと考えることができる。このことについて、30日を経過すると以下の図7のような通知がスマートフォン内のアプリケーションに送られてきた。

図7. アプリケーションからの通知

したがって、育て始めてから30日経過し、ようやく食べごろの通知が送られてくることが判明した。今回は、ベビーリーフを育てるために葉物野菜というジャンルでIoT水耕栽培機「foop」の実験を行ったが、他にもリーフレタスや小松菜などのジャンルがあるので、色々とチャレンジしてみるのも、面白いかと思った。ですが、今回は卒業論文の実験として栽培をしているので、楽しみつつ考察や計画をしなければならないと思う。

(一言コメント)
・オープンキャンパスの準備と実験と大学の講義の両立は色々としんどい面もあるけれどしっかりとこなして、結果を出そうと思います!!

2017年7月13日木曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(28〜29日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験28〜29日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図1. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。




2017/7/13(木)
28日目 29日目
foop外気温 28℃ 26.6℃ 26.8℃
foop外湿度 74%rH 68.6%rH 69.7%rH
foop内気温 28.5℃ 27.1℃ 27.3℃
foop内湿度 71.5%rH 66%rH 67%rH
CO2濃度 478ppm 535ppm 488ppm
構外照明 265lux 359lux 377lux
水位 High High High
ポンプ Off On On
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4から図6を見るとわかるように、IoT水耕栽培機「foop」内では、白色LEDを用いて実験を行っており、以下の図7から白色LEDは光の三原色の性質から全ての光の色を含んでいることがわかる。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

図7. 光の三原色と色の三原色の違い

したがって、葉の色が緑だということは、緑色を反射させることによって緑色と知覚させていることがわかるので、緑の光の波長以外を多く吸収していると考えることができる。
よって、次回の実験で使用する光源は、赤と青中心で構成し、それらの光の波長と植物の関係性について調べることが重要なのではないかと考えることができる。

(一言コメント)
・大学の前期日程がもう少しで終わってしまうので、卒業論文発表まで折り返し地点に立ったことがわかったので、実験を進めつつ、最終的な結論を考えつかなければならないと思った。

2017年7月12日水曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(27〜28日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験27〜28日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。




2017/7/12(水)
27日目 28日目
foop外気温 27.7℃ 27.9℃ 28℃
foop外湿度 75.3%rH 69.5%rH 66.1%rH
foop内気温 28.3℃ 28.4℃ 28.5℃
foop内湿度 72.7%rH 65.7%rH 63.8%rH
CO2濃度 473ppm 475ppm 472ppm
構外照明 223lux 681lux 676lux
水位 High High High
ポンプ Off Off Off
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4を見てもらうとわかるように、⑧のように一ヶ所に葉が茂りすぎると光合成できない葉が出てきてしまい、光合成できない下の方の葉から枯れていってしまうことがわかった。

図4. 朝のfoop内の詳細

したがって、茂りすぎた場所の植物は、少しずつ葉を摘み取っていった方が良いのではないかと考えられる。

・④の場所で育てている植物がほとんど枯れてしまったので、完成までには元気を取り戻しそうにないことがわかる。このことについて、IoT水耕栽培機「foop」の端を使わない方向で次回の実験の計画を立てていこうと思う。

(一言コメント)
・完成までラストスパートなので、気を抜かないで実験を続けていこうと思います!!

2017年7月11日火曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(26〜27日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験26〜27日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。




2017/7/11(火)
26日目 27日目
foop外気温 28.4℃ 26℃ 27.8℃
foop外湿度 74.5%rH 70.2%rH 71.8%rH
foop内気温 28.9℃ 26.6℃ 28.3℃
foop内湿度 71.7%rH 67.1%rH 69.3%rH
CO2濃度 512ppm 485ppm 532ppm
構外照明 285lux 235lux 114lux
水位 High High High
ポンプ Off On Off
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4から図6を見るとわかるように、全体的にIoT水耕栽培機「foop」内で育てられている植物の種類は、①のような茎が赤茶色の植物と②,③,④,⑥,⑦,⑨のような葉が細い形の植物と⑧のような葉が比較的大きい植物の3種類存在することがわかる。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

このことについて、今後対照実験をする上で比較するのに違う種類の植物であったら比較しにくいので、ベビーリーフは対照実験にあまり適さないのではないかと考えられる。
したがって、今回は、初期実験として比較的成長の早い植物でベビーリーフを選んだが、今後の実験では、期間がかかっても良いのでレタスなどの雑種出ない植物を選ぶべきではないのだろうかと考えることができる。

(一言コメント)
・ベビーリーフとは、若い葉物を総称してベビーリーフというので、英語をそのまま日本語に訳をするのと同じ意味なのだと知って、意外と単純すぎてびっくりしました(笑)

2017年7月10日月曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(25〜26日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験25〜26日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。




2017/7/10(月)
25日目 26日目
foop外気温 28.3℃ 26.4℃ 26.4℃
foop外湿度 75.5%rH 72%rH 71.9%rH
foop内気温 28.9℃ 27℃ 27℃
foop内湿度 72.7%rH 69%rH 68.9%rH
CO2濃度 446ppm 468ppm 504ppm
構外照明 212lux 634lux 598lux
水位 High High High
ポンプ Off On Off
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4から図6を見るとわかるように、全体的に植物の色が濃い緑色で、生き生きとした色合いとなっておらず、新鮮味を感じられないような気がする。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細


図6. 夕方のfoop内の詳細

しかしながら、①の一部と⑧だけは、鮮やかな緑色となっており、新鮮味を感じられることができることがわかる。
このことについて、ベビーリーフは、雑種であり、それぞれによって色合いが異なる植物が育っているのではないかと考えられる。しかし、市販で売られているベビーリーフはこのような感じではないので、市販で売られているベビーリーフと比べてどのようなところが違うのかを調べるべきだと考えました。なので、植物が食べごろとなった際に、市販のベビーリーフと見比べや食べ比べを行って見ようと思う。

(一言コメント)
・完成まであと4日となり、長かった実験もようやく節目を迎えるのだと考えると、色々と考えることが多いです...(笑)

2017年7月9日日曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(24〜25日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験24〜25日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。



2017/7/9(日)
24日目 25日目
foop外気温 28℃ 26.4℃ 26.4℃
foop外湿度 77.4%rH 71.7%rH 68.2%rH
foop内気温 28.5℃ 27.2℃ 27.3℃
foop内湿度 74.6%rH 68.4%rH 64.7%rH
CO2濃度 407ppm 444ppm 471ppm
構外照明 515lux 718lux 630lux
水位 High High High
ポンプ Off Off Off
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4から図6を見ればわかるように、ほとんどの植物が順調に成長しているが、④の植物が枯れてきていることがわかる。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

このことについて、これまでの④で育てられている植物の成長する過程を比べると、一番良い収穫時期を通り過ぎて、枯れ始めているのではないかとも考えることができる。
また、枯れた部分を取り除いている際に、枯れている部分の葉の水分がなくなっており、乾燥状態となっていたので、IoT水耕栽培機「foop」内の水分が足りていないのではないかと考えられる。
したがって、「%rH」という湿度の単位を調べつつ、植物に最適な湿度環境を調べようと思う。

(一言コメント)
・少しずつ暑くなってきており、本格的に夏を感じられる季節となってきました。僕も、水分補給には気をつけようと思いますので、みなさんもお身体に気をつけてこの夏を過ごしてください!!

2017年7月8日土曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(23〜24日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験23〜24日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。


2017/7/8(土)
23日目 24日目
foop外気温 28℃ 26.9℃ 26.7℃
foop外湿度 75.8%rH 73.9%rH 69.2%rH
foop内気温 28.6℃ 27.5℃ 27.4℃
foop内湿度 72.5%rH 71%rH 66%rH
CO2濃度 418ppm 405ppm 429ppm
構外照明 426lux 415lux 706lux
水位 High High High
ポンプ Off On Off
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4から図6をみるとわかるように、ここ最近の成長は著しく、特に①や⑧は、かなり葉や茎が成長したのではないかと観察することができる。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

 このことについて、実際に成長はしているが、植物の見栄えについて、⑧以外はあまり良いとは言えないので、今後のIoT水耕栽培機「foop」を用いた実験の課題として、成長過程において、いかに管理し育てることによって、よりよい植物を育てることができるかを考えなければならないと思った。

(一言コメント)
・ベビーリーフは、育成した期間が長すぎたり、乾燥した空間で育てると辛くなってしまうらしいので、しっかり調節しなければならないと思いました!!

2017年7月7日金曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(22〜23日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験22〜23日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。


2017/7/7(金)
22日目 23日目
foop外気温 26.7℃ 26.3℃ 27.5℃
foop外湿度 75.7%rH 77.2%rH 75.8%rH
foop内気温 27.3℃ 27℃ 28℃
foop内湿度 72.5%rH 73.7%rH 72.8%rH
CO2濃度 425ppm 450ppm 498ppm
構外照明 49lux 467lux 412lux
水位 High High High
ポンプ Off On On
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・図4から図6を見てもらえばわかると思うが、⑧の植物はそろそろ食べごろなのではないかと考えられる。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

ベビーリーフの食べごろを参考書やインターネットで調べてみると、20日から30日の間が食べごろだという意見が多く見られた。今回は、スマートフォン内のアプリケーションからの通知がきてから本格的な試食をするが、次回からは、スマートフォン内のアプリケーションに頼ることなく、自分で食べごろを判断し、、最終的には、パソコンなどの機器を用いて自動的に判断できるようにしようと考えました。

(一言コメント)
・今日は、7月7日であり、七夕の日でもあります。七夕の日は、みなさんお願い事をしますが、自分も、お願い事をいくつかしました!! その中に、もちろんIoT水耕栽培機「foop」がよりよく成長しますようにというお願いもしました(笑)

ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...