- 農業IoTの問題として、1つは電力の供給問題があげられるが、データの収集くらいであれば太陽光発電で補える。
- 発表内容から、スマート農業の事業は、システム管理による問題解決とウェアラブル端末やロボットを用いた問題解決があげられるが、卒業論文のテーマを決めるにあたって、システム管理の分野について考えたほうが研究しやすい。
- ドローンを用いての野外での農作業は、風などの気象に影響を受けやすいので、ドローンを監視などに使うほうが望ましい。
- 農業における問題は、技術の継承ではなく、どちらかというと重労働では?
- 農作物について、ブランドものに手をつけて研究を行ってみると面白いのでは?
- 芸術やデザインにおけるIT分野との結びつけ
このことについて、事前に様々な資料や文献を調査した結果、スマート農業とは、ロボット技術やICTを活用して超省力・高品質生産を実現する新たな農業のことであり、中でも、ロボット技術をうまく活用して農業における問題を考えていたので、AIやIoTを用いた農業システムについての研究内容は、ロボットを用いた農業の研究内容よりも、情報量が少なかった。しかし、少ない研究内容であるが、株式会社セクラが研究している農業向け環境モニタリング装置の中で、商品開発が実際に行われている温室内環境遠隔モニタリングシステム「みどりクラウド」や土壌水分センサを用いた農場の土壌を管理するシステムなどがあり、内容的にも、とても細かく研究されていたので、卒業論文を行う上では、とても参考になると思った。
また、先週の先生や先輩方のアドバイスを参考に、地元北九州の農業事情について調べ、農作物のブランドものに手をつけて研究を行ってみようと考えた。北九州市農業事情として、新日鐵化学(新日鐵住金)の製鉄所である八幡製鉄所があることから、北九州で行われる農業は有名でないと思っていたが、「合馬のたけのこ」や「春菊」、「キャベツ」は全国的にも有名であり、生産量も九州で1番の農作物も存在する。したがって、北九州の農業の特色として、生産現場が大消費地である大都市に近いので、「新鮮」「安心安全」「美味しい」を武器に勝負することができるとわかった。
このことについて、2020年に行われる東京オリンピックの計画と比較すると、「新鮮」「安全安心」「美味しい」を武器に勝負することは、東京オリンピックにおける食料問題と結びつけることができて、とても良いアイデアだと思った。
さらに、研究室の先輩の研究内容を参考にし、芸術やデザインにおけるIT分野との結びつけを、さらに農業に結びつけようと考え、以下のようなアイデアを発表した。
- サイクロピアンアイと呼ばれる考えを応用し、3Dカメラの研究を行うことにより、農作物の様子をはっきりと観察することができる。
したがって、卒業論文を行うにあたって、テーマを絞らなければならないので、先生や先輩方のアイディアを参考にし、もう一度農業システムについて調べ直し、その中でも、ビニールハウス等の温室や施設内で行われる農業を重点的に調べることにし、次の発表に向けて資料を作成して行こうと思う。
また、本日の研究会での先輩方の意見やアドバイスとして、以下のようなことがあげられたので、それも参考にし、卒業論文における研究を進めて行こうと思う。
<音源分離についての研究>
- 特定の音源を抜き出す技術(音源分離,非負値行列分解)
- 複数の音を分解する技術
- AR技術として、カーナビやサイバーナビの技術に応用されている
- 瞬時に文字を翻訳を行うAR技術
- 強化学習について
- 情報系のデザインでは、デザインを作成するためのツールを作ることに注目している
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