2017年5月15日月曜日

施設園芸農業について

本日の研究会では、前回、先生や先輩方から以下のようなアドバイスをいただいたので、その内容をもとに、人工知能(AI)やIoTの技術を用いた農業システムとビニールハウスや温室等の室内で行われている施設園芸農業について、資料にまとめて発表を行った。

  • ビニールハウスや温室等の室内で行われている農業について注目し、外乱が少なく、電力供給もできる環境では、どのような農業が行われているかを調べる。
  • また、ビニールハウスや温室等の室内で行われている農業について、実際に人工知能(AI)やIoTの技術と結びつけて研究が行われているかを調べる。
  • 実際に、ビニールハウスや温室等の室内で行われている農業での問題点は何かを調べる。

また、研究室の先輩方の研究内容を参考にし、以下のようなことについても実際に研究が行われているかなどを調べた。

  • 声とか音の研究を生かして、農作物における害虫を除去できるかを調べる。
  • また、その音について、農作物に影響を及ぼしていないかを調べる。

このことについて、先生や先輩方から以下のようなアドバイスをもらった。

  • 幅広く農業について考えると、たくさんの研究や意見が存在し、卒業論文を行うにあたって、非常に難しくなるので、簡単に育ちやすい農作物を調べることや条件を決めることによって、問題を簡単にすることが重要である。
  • 自分の発表内容から、どちらかというと植物学などの分野に逸れてしまい、実際の農業における問題を解決するのであれば、もう1度、今まで調べた内容を整理し、施設園芸農業の特徴を考えながら、研究の原点に振り返る。
  • 室内でできる簡単な農業として、水耕栽培というのを見つけたので、家庭でできる簡単な農業についても調べる。
  • データが取りやすく、簡単に育てることのできる農作物について考える。それに伴って、コストパフォーマンスや働かせる人の労働についても考えるべきである。

また、本日の研究会での先輩方の意見やアドバイスとして、以下のようなことがあげられたので、それも参考にし、卒業論文における研究を進めて行こうと思う。
<Brainstormingの電子化についての研究>
  • 会議で使うポストイットを自動で電子化する技術
<犬の個体識別についての研究>
  • キネクトを使い、人だけでなく動物も認識することができるか
<強化学習についての研究>
  • コンピュータ内部でシミュレーションを行うことができる(実際に、農業分野でも行われている→farming shumilator)
  • 強化学習について、ドローンの複数(マルチ)制御を行う技術(→マルチロボットシミュレーション)
  • マルチエージェントシミュレーションについて
<音源分離についての研究>
  • 雑音分離技術について、独立成分分析とバイナリマスク処理を用いて行なっている(→ドローンの技術にも応用可能)
  • 音楽の楽譜から、自動でオーケストラ等の音源を分離する技術

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ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...