2017年7月15日土曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(30日目-最終日)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験30日目-最終日

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図1. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。


2017/7/15(土)
30日目
foop外気温 29.1℃ 25.9℃ 26℃
foop外湿度 69.5%rH 62.3%rH 61.9%rH
foop内気温 29.5℃ 26.4℃ 26.7℃
foop内湿度 67.7%rH 60.4%rH 59.3%rH
CO2濃度 485ppm 484ppm 523ppm
構外照明 335lux 725lux 540lux
水位 High High High
ポンプ Off Off Off
LED出力 70% 70% 70%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4から図6を見てわかるようにのように、食べごろのメッセージがスマートフォンのアプリケーションに届いてからも、植物は少しずつではありますが成長し続けていることがわかります。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

このことについて、植物は生きているので、成長することは当たり前だが、ベビーリーフを成長しすぎると、辛くなってしまうので、成長をある程度抑制しなければならないと考えられる。したがって、光を弱めるだけでなく、成長を抑制する光の波長についての研究を付属することにより、鮮度を保ちながら食べる日にちを調節できるのではないかと考えることができる。
したがって、現在のところ、以下のように仮定を行うことができる。
  • 緑の光の波長について、植物は反射させることによって、人間は緑色と知覚することができるので、成長がある程度進んだら、緑色の光の波長に切り替えて、成長を抑制することができるのではないかと考えることができる
このことについて、研究会で、先生や先輩方と討論を行って、意見をもらおうと思います。

(一言コメント)
とうとうIoT水耕栽培機「foop」を用いての初期実験が終了し、なんとかベビーリーフが完成しました!!
明日(2017/07/16)と明後日(2017/07/17)は、オープンキャンパスなので、しっかりと研究成果がは票できるように、努力しようと思います!!


また、北九州市立大学国際環境工学部情報メディア工学科永原研究室は、NAOと呼ばれるロボットやドローンを用いての実験成果や、プログラムのデモンストレーションを行うので、どうぞ宜しくお願い致します!!

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ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...