2017年6月25日日曜日

IoT水耕栽培機「foop」を用いて実験開始(10〜11日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験10〜11日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 朝のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。


2017/6/25(日)
10日目 11日目
foop外気温 27.1℃ 27.2℃ 28.2℃
foop外湿度 68.6%rH 69.9%rH 65.1%rH
foop内気温 27.9℃ 28.1℃ 28.9℃
foop内湿度 64.9%rH 66.2%rH 62.2%rH
CO2濃度 709ppm 484ppm 483ppm
構外照明 539lux 621lux 474lux
水位 High High High
ポンプ On Off On
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4のように、間引きを行なったが、枯れてしまい元気になりそうにない植物が1部見られたので、foopの中から取り除き、他の植物に影響を及ぼさないようにした。

図4. foop内の植物について

また、植物が以上の図4のようになってしまったのには、以下の図5のような害虫がfoop内に入り込んでしまったというのにも原因があるのではないかと考えられる。

図5. foop内にいた害虫

このことより、引き続きこのような害虫がIoT水耕栽培機「foop」に入り込んでいないかどうかを注意しながら、この害虫の名前や特徴を調べていこうと思う。
・朝の計測時に、CO2濃度がいつもより高い数値を示した。このことについて、IoT水耕栽培機「foop」には、ファンが左右に取り付けられているが、時々アクリルカバーを開けて空気の入れ替えを行なった方が良いのではないかと考えられる。
・一桃腐りて百桃損ずということわざがあるように、枯れてしまった植物は、だんだんと腐ってしまい他の植物に影響を及ぼしてしまうのではないかと考えられるので、枯れた部分は、計測時に少しずつでも良いので取り除いていこうと思う。

(一言メモ)
・IoT水耕栽培機「foop」内にも害虫が入り込んだしまうことに今回は驚いている。アクリルカバーの開け閉めの時に入ったか、ファンなどの隙間から入ったのかはわからないが、入らないような対策をしつつ、これをどう機械的に行なっていくかについて考えてみようと思う。

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ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...