2017年6月28日水曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(13〜14日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験13〜14日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。


2017/6/28(水)
13日目 14日目
foop外気温 26.5℃ 27.2℃ 27.4℃
foop外湿度 71.1%rH 73.9%rH 67%rH
foop内気温 27.1℃ 27.9℃ 27.9℃
foop内湿度 68.3%rH 70.7%rH 64.5%rH
CO2濃度 471ppm 436ppm 460ppm
構外照明 162lux 783lux 592lux
水位 High High High
ポンプ Off Off Off
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4〜図6からわかるように、手前の真ん中の植物は、ここ最近で急激に成長していると思われるので、水耕栽培は、土壌で育てるよりも早く成長させることがわかる。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

このことについて、水耕栽培は、LEDを用いて人工の光で成長させ、屋外で育てるよりも光を長時間当てているからではないかと考えられる。しかし、IoT水耕栽培機「foop」は、1日中光を当てておらず、深夜は、LEDを消灯させているので、このことについて以下の2点を考えることができる。
  • LoT水耕栽培機「foop」は家庭菜園用なので、LEDを消灯することによって、人間の睡眠を妨げないようにしているのではないかと考えることができる。
  • 植物にずっと光を当て続けるのは、あまり良くなく、少し光を当てない時間帯を設ける方が、効率的に光合成を行い、成長速度が早くなるのではないかと考えられる。
したがって、上記の2点について、図書館やインターネットや図書館を用いて原因を調べていこうと思う。

・どこで育てられている植物の個体が成長しているかを調べるため、それぞれの植物に番号を割り当てた。このことより、LEDやファンの影響を考えられると思うので、引き続きそれぞれの変化に気をつけつつ、実験していこうと思う。

(一言コメント)
・土日を含めて、毎日IoT水耕栽培機「foop」を観察するために、大学へ行くのは結構きついが、日々の成長を楽しみながら観察していこうと思います!!

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ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...