2017年6月22日木曜日

IoT水耕栽培機「foop」を用いて実験開始(7〜8日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験7〜8日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。


2017/6/22(木)
7日目 8日目
foop外気温 26.2℃ 27.6℃ 28℃
foop外湿度 60.7%rH 58.0%rH 57.1%rH
foop内気温 26.8℃ 28.2℃ 28.6℃
foop内湿度 58.5%rH 55.8%rH 54.8%rH
CO2濃度 508ppm 510ppm 487ppm
構外照明 285lux 848lux 737lux
水位 High High High
ポンプ On Off On
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・ポンプが、本日は朝と夜の2回作動している。このことについて、観測時間以外にポンプが作動しているかもしれないが、最近私が観察するたびにポンプが作動しているように感じるので、日々野菜が成長し、頻繁にポンプで水の中の空気を循環させなければ、アオコなどの問題が生じてくるではないかと考えられる。また、ポンプの作動する時間について、作動している時に、時間を測定すると、1回のポンプの作動は約5分間作動していることがわかった。また、ポンプの作動周期について、まだはっきりとはしないが、20分周期で作動しているのではないかと考えられる。このことについて、引き続き計測を行なっていこうと思う。
・以下の図4について、前日に観察した時よりも枯れてきているのがわかる。このことについて、葉の色が変化しているので、枯れている部分を取り除いた方が良いのではないかと考える。

図4. foop内の様子

・前日の夜に、アプリから以下のような通知が送られてきた。

図5. アプリの通知

このことについて、「苗を間引きすることをおすすめします」という通知が送られてきたので、以下の図6のように、間引きを行なった。


図6. 間引き後のfoopの状態

ここでの間引きで気をつけたことは、以下の図7のように、1つのスポンジにある複数の種をの中から、1版成長している芽以外を取り除いた。また、育っている場所と育っていない場所の入れ替えも行なった。

図7. foopの取扱説明書「間引きについて」

このことについて、前日のブログで書いたように、枯れているところを重点的に間引きを行い、枯れないように対策していこうと思う。

(一言コメント)
・間引きの通知がきたので、枯れないようにしっかりと対策していこうと思います!!

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ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...