2017年7月1日土曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(16〜17日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験16〜17日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。


2017/7/1(土)
16日目 17日目
foop外気温 28.6℃ 30℃ 29.2℃
foop外湿度 72.8%rH 65.2%rH 71.4%rH
foop内気温 29.4℃ 30.5℃ 29.9℃
foop内湿度 69.2%rH 63%rH 67.8%rH
CO2濃度 408ppm 378ppm 390ppm
構外照明 385lux 375lux 521lux
水位 High High High
ポンプ Off On Off
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4から図6を見てもらえばわかるように、以前枯れてしまった2つの植物以外は、順調に育っていることがわかる。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

しかし、以下の図7に写っている⑦の植物を見てもらえばわかるが、葉の色がまばらになっており、緑色の色素が薄くなっているのではないかと考えられる。このことについて、葉緑体が、何らかの影響を受けて少なくなってきているのではないかと考えられる。
また、ベビーリーフは、育成期間が短いので、もう食べごろなのではないかと考えられるが、スマートフォンにダウンロードしているIoT水耕栽培機「foop」専用のアプリケーションでは、食べごろのメッセージが届いていないので、引き続き様子を見ながら育てていこうと思う。(→今回は、初期実験なので、スマートフォンのアプリケーションから食べごろ通知がきたら完成で、試食を行なうこととする)

(一言コメント)
・とうとう7月に入って、本格的に夏になってきたと感じる。暑さには気をつけなければならないが、研究室にはエアコンがないので、IoT水耕栽培機「foop」の管理を怠ると枯れる可能性が高くなると思う。よって、研究室に在室しているときは、窓を置けるなどの配慮をしていこうと思います!!

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ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...