2017年7月5日水曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(20〜21日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験20〜21日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。


2017/7/5(水)
20日目 21日目
foop外気温 28℃ 26.2℃ 26.5℃
foop外湿度 71.5%rH 72.2%rH 73.7%rH
foop内気温 28.6℃ 26.9℃ 27.2℃
foop内湿度 68.8%rH 68.9%rH 70.2%rH
CO2濃度 524ppm 542ppm 536ppm
構外照明 417lux 587lux 493lux
水位 High High High
ポンプ Off On On
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4から図6を見てもらうとわかるように、全体的に上に成長していくのではなく横に葉っぱを成長させていることがわかる。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

このことについて、LEDが上にしかついておらず、よりよく光合成するために、ベビーリーフが成長を横にさせたのではないかと考えることもできるので、次の実験では、側面にLEDを取り付けて発光させることによって、どのような変化が起こるのかを調べようと思う。
また、ベビーリーフの特性で横に育つ可能性もあるので、ベビーリーフの特性について随時調べていこうと思う。

(一言コメント)
・オープンキャンパスで、IoT水耕栽培機「foop」を紹介することができると聞いたので、農学部でなくても農業の研究ができるということを伝えていきたいと思います!!

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...