2017年7月9日日曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(24〜25日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験24〜25日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。



2017/7/9(日)
24日目 25日目
foop外気温 28℃ 26.4℃ 26.4℃
foop外湿度 77.4%rH 71.7%rH 68.2%rH
foop内気温 28.5℃ 27.2℃ 27.3℃
foop内湿度 74.6%rH 68.4%rH 64.7%rH
CO2濃度 407ppm 444ppm 471ppm
構外照明 515lux 718lux 630lux
水位 High High High
ポンプ Off Off Off
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4から図6を見ればわかるように、ほとんどの植物が順調に成長しているが、④の植物が枯れてきていることがわかる。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

このことについて、これまでの④で育てられている植物の成長する過程を比べると、一番良い収穫時期を通り過ぎて、枯れ始めているのではないかとも考えることができる。
また、枯れた部分を取り除いている際に、枯れている部分の葉の水分がなくなっており、乾燥状態となっていたので、IoT水耕栽培機「foop」内の水分が足りていないのではないかと考えられる。
したがって、「%rH」という湿度の単位を調べつつ、植物に最適な湿度環境を調べようと思う。

(一言コメント)
・少しずつ暑くなってきており、本格的に夏を感じられる季節となってきました。僕も、水分補給には気をつけようと思いますので、みなさんもお身体に気をつけてこの夏を過ごしてください!!

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ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...