2017年7月13日木曜日

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験(28〜29日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験28〜29日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。

図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図1. 夕方のfoop内の状態

また、本日の計測データは、以下の通りである。




2017/7/13(木)
28日目 29日目
foop外気温 28℃ 26.6℃ 26.8℃
foop外湿度 74%rH 68.6%rH 69.7%rH
foop内気温 28.5℃ 27.1℃ 27.3℃
foop内湿度 71.5%rH 66%rH 67%rH
CO2濃度 478ppm 535ppm 488ppm
構外照明 265lux 359lux 377lux
水位 High High High
ポンプ Off On On
LED出力 100% 100% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・以下の図4から図6を見るとわかるように、IoT水耕栽培機「foop」内では、白色LEDを用いて実験を行っており、以下の図7から白色LEDは光の三原色の性質から全ての光の色を含んでいることがわかる。

図4. 朝のfoop内の詳細

図5. 昼のfoop内の詳細

図6. 夕方のfoop内の詳細

図7. 光の三原色と色の三原色の違い

したがって、葉の色が緑だということは、緑色を反射させることによって緑色と知覚させていることがわかるので、緑の光の波長以外を多く吸収していると考えることができる。
よって、次回の実験で使用する光源は、赤と青中心で構成し、それらの光の波長と植物の関係性について調べることが重要なのではないかと考えることができる。

(一言コメント)
・大学の前期日程がもう少しで終わってしまうので、卒業論文発表まで折り返し地点に立ったことがわかったので、実験を進めつつ、最終的な結論を考えつかなければならないと思った。

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ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...