2017年6月17日土曜日

IoT水耕栽培機「foop」を用いて実験開始(2〜3日目)

IoT水耕栽培機「foop」での初期実験1〜2日目

今日のIoT水耕栽培機「foop」を用いての実験について、朝・昼・夕方の3回で撮影を行なった写真を以下の図1〜3にそれぞれを記載する。


図1. 朝のfoop内の状態

図2. 昼のfoop内の状態

図3. 夜のfoop内の状態

図3について、左図はfoop内の状態が白とびしてしまい、分かりづらかったので、右図にfoop内の状態が分かりやすい状態の写真を示している。

また、本日の計測データは、以下の通りである。


2017/6/17(土)
2日目 3日目
foop外気温 25.9℃ 26.2℃ 27℃
foop外湿度 58.7%rH 56.6%rH 54.3%rH
foop内気温 25.9℃ 26.3℃ 27.5℃
foop内湿度 58.6%rH 57.6%rH 53.1%rH
CO2濃度 487ppm 515ppm 544ppm
構外照明 266lux 471lux 438lux
水位 High High High
ポンプ On Off Off
LED出力 0% 0% 100%
左側ファン出力 60% 60% 60%
右側ファン出力 60% 60% 60%
アクリルカバー Closed Closed Closed
育成モード ぐんぐんモード ぐんぐんモード ぐんぐんモード

(考察)
・本日の昼から夕方の間に、IoT水耕栽培機「foop」内のLEDが点灯した。このことについて、以下の図4〜図6のようにそれぞれ朝・昼・夜のIoT水耕栽培機「foop」の状態を見ると、全体的に発芽しているためだと考えられる。したがって、約3日で発芽しLEDが点灯することがわかった。

図4. 朝のfoop内の状態(詳細)

図5. 昼の栽培トレイ内の状態(詳細)

図6. 夜の栽培トレイ内の状態(詳細)

・foop外気温が夜が一番高い。このことについて、研究室の空調をONとしており、気温調整していたためだと考えられる。
・ポンプが朝に一回作動してい。このことについて、観測時間以外にポンプが作動しているかもしれないが、IoT水耕栽培機「foop」内の水を約2日に1回巡回させる必要があるのではないかと考えられる。
・CO2濃度が昨日と比べると増加しているのは、徐々に、以下の図4のように発芽しているところが出てきており、成長しているためだと考えられる。

(一言コメント)
・とうとうLEDが点灯し、本格的に野菜が成長していくんだなと思った!!
・また、IoT水耕栽培機「foop」を用いると、3日で発芽して成長していくということを知り、思った以上に成長が早いと感じている!!

(参考文献)
・図3の左の画像は、先輩に撮影してもらいました。以下のURLが先輩のブログとなっています。
http://acailab-yoshitomi.hatenadiary.com/

ご協力ありがとうございました!!

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ブログ作成にあたって一言

初めまして 北九州市立大学情報メディア工学科の 永原研究室 に所属している長野 陸です。 現在、私は  永原 正章  教授のご指導のもと、日々勉学に励み、自動制御と人工知能の研究を行うことにより、農業での問題や人間を含めた地球全体での生態系に起こる環境問題の解決に取り...